渡辺コラム

【アトピー】今年の長雨による不調

2020年の梅雨は8月に入ってもあけないほど長かった。


この長雨の期間中、アトピーの症状が悪化した人がとても多くいました。

その悪化の症状はみなさん共通していて、ジュクジュクや皮膚のボコボコがひどくなったのです。

雨の影響で湿度全開でしたので、呼吸をすれば水を取り込むことになったことが原因だと推測します。

漢方では体内の過剰な水分を水毒と言います。その名の通り、過剰な水分が毒となり悪影響を及ぼしたのでしょう。

そういうことで梅雨の間は少し情緒不安定になってしまった方もおられましたが、みなさん9月に入ってからは症状も落ち着き、精神的にも楽になっている様子です。

【考察】
悪化する時期、改善する時期、症状、個人差はそれほどなかったので、誰しもが、長雨で水分過多になるとアトピーがジュクジュクになる傾向にあると考えられます。

秋に入りほとんどの人が落ち着いてきたことから、水分過多状態が改善されると落ち着いてくる可逆的なものであるので、あまり悲観的にならず、じっと耐えることが必要であると考えます。

除湿器やエアコンを利用して、できるだけ湿度を下げることが対処法となります。
 

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