渡辺コラム

アトピー、春は寒暖差と排気ガス(PM2.5)に注意

3月になるとポカポカ陽気の日が増えてきて気持ちいいですね。
しかし、この3月にアトピーのかゆみが増して毎年大変だという人も多くいます。
なぜ3月にかゆみが強くなるのかをお伝えします。

理由は2つです。

1つ目は寒暖差です。
1月2月の寒いばかりの月とは違い、三寒四温といわれるように寒い日もあれば温かい日もある3月は寒暖差が大きく、特に寒から暖への変化が刺激となり、かゆみを助長します。暖から寒への変化の時はあまり影響はありません。

対策は服装を工夫することです。薄着に温かい上着を羽織るような服装が良いです。朝は寒くても昼は汗をかくような日もありますから、暖かくなったらすぐに上着を脱いで涼しい格好になれるようにしておきましょう。

2つ目は、PM2.5などの中国からの排気ガスの影響です。
過去にあった四大公害病に、排気ガスによる四日市喘息があったように、排気ガスに含まれる化学物質はアレルギーの原因となるのです。3月の季節風に乗ってやってくるPM2.5が体に付着するととてもかゆくなります。

対策は、かゆくなったら洗うということです。
排気ガスの粉じんはたくさん集めれば可視化できますが、通常は目に見えません。目に見えないので、かゆくなったらPM2.5がついてしまっている”かも”と思って、水で洗い流すようにしてください。
これはとても有効で、かゆいがあっと言う間におさまることも珍しくありません。ぜひ試してください。

以上、春に特別気をつけることでした。

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