渡辺コラム

理想と現実とうつ病

先日、鬱病を実際に克服した人のブログを読みました。
すごく良いブログで、鬱でない人でもすごく共感できるところのあるブログでした。

http://www.min-mura.jp/soncho-blog/2014/11/06/%E9%AC%B1%E3%81%AF%E5%89%B5%E9%80%A0%E7%9A%84%E8%87%AA%E5%B7%B1%E7%A0%B4%E5%A3%8A%E3%81%A0%E3%81%A8%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%9F/

↑そのブログ

そのブログの著者によると、鬱病は、自分の理想と現状のギャップを認め
られない気持ちが一番の原因としています。

「もっと容姿が良ければ…はぁ」

「自分は金メダルを目指していたのに、銀メダルで終わってしまった…はぁ」

例えばこのような感じです。


銀メダルでもすごいのに、とにかく理想以外はダメだと思ってしまう。
なんとなく気持ちが分かる人も多いのではないでしょうか。


このような理想と現実のギャップをいつまでも許せずにいると、心がまいって
しまい鬱になってしまうそうです。

理想があることは素晴らしいけど、現実の自分を認めてあげられることや少し
でも成長した自分を誉めてあげられること。自分が自分の味方になることがで
きれば、たくさんの鬱病は治療には大切なのです。

このブログを読んで思い出したことがあります。


僕が高校生の時だったかな?

元プロ野球選手のパンチ佐藤が、チャンスで打てず、バットを地面に叩きつけよ
うとしたときに、「俺はここでバットを叩きつけていいほどの選手か?」と思って
バットを振り下ろすのをやめたという話をテレビでやっていました。

当時の努力知らずの僕は、この話を聞いて本当にハッとしました。

それからです。自分はここで悔しがっていいほど努力したか?と思うようになった
のは。それと、成功した友達を誉めたときに、「だって努力したもん!」と返って
くる言葉が好きになったのは。

口ばかりで何の取り柄もなかった僕が、以前よりは身の丈にあったプライドを
持ち、コツコツと努力しようと思えるようになったのはこの頃だったと思います。

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