夏と胃腸の冷え性｜渡辺コラム | 自然＆漢方サンポウブログ

夏の不調には胃腸の冷えからくるものが多いことをご存知ですか？

夏はたくさん汗をかくので、水分が欲しくなります。熱中症を防ぐためにも水分は摂った方が良いのですが、常温の水でも、基本的には体温よりは低いので、多量の水を飲み続けることで胃腸は徐々に冷えていきます。冷たいビールやジュースばかり飲んでいるとなおさらです。

胃腸が冷えると、胃腸の働きが悪くなり、便秘や下痢の原因になりますし、食べ物の消化吸収が悪くなるので、胃もたれや体の倦怠感にもつながります。

さらに、暑い時期に冷房を効かせ過ぎると、夏なのに全身が冷え切ってしまいます。夏の冷え性になります。体が冷えると、筋肉が硬直したり、血管が収縮するので、首や肩のコリや頭痛、坐骨神経痛やしびれなどのツライ症状が出てくることがあります。

では、その夏の冷え性を防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか？単純です。体を冷やさないように暑いときでも温かい料理を食べたり、温かいものを飲んだり、冷房を効かせ過ぎないことです。

それと、冷え性にも良い漢方を飲むこと。胃腸や体を温める漢方薬があります。

冷えが改善すると、胃腸がスッキリしますし、体のだるさや痛みが楽になりますよ！