渡辺コラム

感染症と漢方薬と正気(せいき)と邪気(じゃき)

漢方では、病原性のウイルスや菌やカビのことを邪(じゃ)と呼び、その感染力を邪気(じゃき)と言います。それに対して、その邪が体に侵入しないように体を守る力を正気(せいき)と言います。

ほぼ同じ環境に身をおいている同じ教室で学んでいる子供たちでも、インフルエンザや風邪にすぐかかってしまう子もいれば、皆勤賞という子もいますよね。この差は正気の違いによるものです。

風邪を引きやすいといった正気の弱い方はなぜ正気が弱いのでしょうか?

正気が弱い方に多いのが、過労気味で常に体力が少ない状態、ストレスが多い状態、寝不足で体力を十分回復できていない、偏食でビタミンやミネラルや糖鎖などの栄養素が不足している、糖尿病など他の病気があるために体の機能が十分発揮できない、免疫抑制剤を飲んでいるなどがあります。

どうすれば正気が強くなるでしょうか?

上記のことを解消するだけですね。
しっかり休んで、ストレス解消して、栄養の偏らないものをちゃんと食べて、基礎疾患があるならそれの改善に取り組むということです。これらの取組みで体調が良くなれば免疫抑制剤も止めることができるかもしれません。

平熱を一つの指標にしましょう。

人の体は37℃で良く働くようにできています。免疫力についてはさらに体温が高い方が活性化しますが、それは免疫に集中しないといけない臨時の時だけです。平時は他の生体機能とのバランスをとって37℃が良いのです。
前述したような正気を高めるための生活を取ることができれば、段々と37℃に近い体温に上がっていきますので、生気が高まっているかどうかの確認には平熱を一つの指標にしてください。

中には体温が高いのによく風邪を引くという方もいると思いますが、そのような方は、ストレスや過労の影響が大きいかもしれません。潜在的なストレスというものもあります。一度心の状態を見つめてみてください。

当店では、正気を高めるための漢方薬や食生活の提案もできますので、自己流で上手くいかない方はご相談ください。

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