渡辺コラム

ミネラル不足と心

ミネラルというのは、窒素・炭素・酸素・水素の体を構成する4大元素以外のもの総称で、代表的なものとしてナトリウム・カルシウム・鉄・マグネシウム・亜鉛などがあります。

そのミネラル、現代人は不足している人が多いです。。
ミネラルは神経やホルモン系を安定させる栄養素でもあり、ミネラルの不足が原因で精神が不安定に陥っている人もたくさんいます。

ではなぜミネラルが不足しているのでしょうか?

まずは偏食です。偏食と言っても今の偏食は度を超したようなものがあります。野菜を数年食べたことがないという人もいます。そういった方が主に食べているのはお菓子と揚げ物。これでは炭水化物と脂質ばかりに栄養が偏り十分にミネラルが採れなくなってしまいます。

食品添加物の影響

冷凍食品など加工食品にはリン酸塩という食品添加物がたくさん使われています。リン酸塩はミネラルと結合し、ミネラルを吸収できないものに変えてしまいます。だから加工食品はあまりミネラルの補給にならないのです。

その他

その他の注意点として、スーパーやコンビニで売られているカット野菜はあまりミネラル補給にならないことを知っておきましょう。カット野菜は製造の過程でよく洗浄されています。そのために水溶性のミネラルが溶け出てしまい、ミネラルがあまりない商品となっています。
それと炭酸飲料などに純水使用と書いてある場合、純水はミネラル分を抜き取ったほぼH₂Oものですから、これもミネラル補給になりません。

心と体のために加工食品にあまり頼らないようにしましょう

要するに加工食品は全般的にミネラルが補給できないので、できるだけ食材を料理するか、食材を丸かじりしていきましょう。

ミネラル不足の特徴として、人の助言を受け付けられなくなる、何でも人のせいにしてしまう、ということがあるそうです。ミネラル不足は脳や精神の柔軟性を奪い、人を孤独にしてしまうことがあるのです。

そのような精神状態にある場合、まずミネラルを補給していってみましょう。すぐに変化はないと思いますが、ミネラルを摂って損はありませんから、気長に続けていってください。

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