渡辺コラム

マスクと肌荒れ

アトピーの相談を受けていると、マスクをしているところだけ肌荒れがひどくなっている人がたくさんいることに気付きます。

中には、アトピーでなくても肌荒れが出てきたり、ニキビがひどくなったという人もいます。

なぜマスクで肌荒れが起こるのでしょうか?

それはマスクの中が高温多湿で菌が増え過ぎることです。

マスクを外した後にほっぺたを触るとペタペタしていませんか?

人の吐く息には水分がたくさん含まれています。それをマスクで閉じ込めているわけですから、当然マスクの内側は過湿になります。

さらに人の体温は36~37℃ですから、マスクの内側はしっかりと保温されます。

高温多湿は菌が繁殖するのにとても適した環境ですので、マスクで覆われている所は菌の繁殖場と化してしまいます。

少数なら大したことのない雑菌も、あまりに増えると多少病原性を出てきてしまいます。

対処法は、マスクを定期的に外して、顔を洗うことです。

ほっぺたのベタベタと雑菌を洗い流して、それからまたマスクをしてください。そして基本的に不必要な時のマスクはしないようにしましょう。

  • 健康相談
  • お問い合わせ

無料健康相談

メニューを閉じる