渡辺コラム

【アトピー】保湿は空気の状態を考慮

今は4月中旬。
まだひんやり日もあり、汗そんなにかかないし、湿度も30%くらいの日が多いです。

正常な肌を触るとさらさらした状態の方が多いのではないでしょうか?

こんな時期のアトピーの保湿ですが、つっぱり感などの不快感を取る程度に軽くすることをおすすめします。白く粉を吹いたような状態は保湿することで透明感が出ますので、その白さを誤魔化すためにも有効です。

アトピーはアレルギーです。
しかも体内に入り込んだアレルギー物質との反応であることがほとんどですから、その病態に対して皮膚表面をいくら保湿した所で改善には至りません。

あくまで保湿は不快感を緩和するものと捉えておきましょう。

これからもう2ヵ月もすると梅雨に入ります。

梅雨になると保湿は極力控えましょう。

なぜなら、放って置いても保湿されているからです。

放って置いても汗がじとーっと出て、空気中の水分が肌にまとわりつきます。

すでに十分保湿されているところに、保湿を上乗せしても意味がありません。

意味がないどころか、過湿状態は病原菌を繁殖させてしまいます。菌は高温多湿を好みます。

その菌は、炎症を起こしてバリア効果の崩れたところを狙って侵入してきます。侵入されるとその病原菌との戦いで、さらに炎症が強まることになってしまいます。

これはアトピーを改善するためには根本的に良くないことです。

梅雨以降の空気が湿気ている環境においては、保湿は控えて、むしろ過湿に対処をしていきましょう。

ベタベタしたお肌を水で洗い流し、サラッとさせましょう。
こまめにそれを繰り返し、病原菌を増やさないように気を付けていってください。

当店はアトピーの改善相談に力を入れています。
自己流でアトピーの改善がうまくいかない場合は、ぜひご相談ください。
スキンケア、食事、気持ちの持ち方、改善のために取り入れるべき栄養素等のご提案をさせていただきます。

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