渡辺コラム

梅雨の水毒による体の不調

今日は2022年6月15日です。

こちら滋賀県は梅雨に入りました。

雨雨雨で、空気中にもたくさんの水分を含むようになる梅雨。
呼吸をするだけでたくさんの水分が体に入ってきます。

こんな時期に、頭痛、めまい、むくみ、便が緩い、関節が痛い、そんな不調が起こることがあります。

水分過多が原因なのですが、このような体に不調をきたす過剰な水分を、漢方では、水毒、痰湿、痰飲、などといいます。

暑いときは水分を良く摂れと言われますが、梅雨の時期は直射日光はありませんし、すでに水分は十分にある状態ですから、この時に水分をたくさん補給すると、むしろ体調が悪くなってしまいます。水分の補給は自分自身の水分量を見極めて行いましょう。あきらかな乾きがないときに無理に補給する必要はありません。

また、梅雨時期の不調が治まらない時は、かっ香正気散や五苓散などの水毒を除くタイプの漢方を用います。

僕自身、水毒がたまりやすく頭痛がしやすいタイプなのですが、これらの漢方薬を服用することで楽になることが多いです。

梅雨時期の不調でお困りの方はご相談ください。

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