渡辺コラム

アトピー性皮膚炎が治れば人生が変わる-食と養生で支える理由-

アトピー性皮膚炎は、ただの皮膚の病気ではないと、僕は思っています。

なぜなら症状があるかないかで、人生の重さがまるで違うからです。

僕は小学3年生のときにアトピー性皮膚炎を発症しました。

最初は肘の内側から常に汁がでてテカテカ光ってる状態でした。

中学生になると顔にも症状が広がり、掻き続けるうちに眉毛も半分ほど抜けてしまいました。

当時の僕は、「心が強ければ病気は治る」と思っていたので、病院には行っていませんでした。ただ必死に気持ちを強く保とうとしていました。

しかし高校生になるとさらに悪化し、首は象の皮膚のように硬くなり、痒みや炎症、見た目のストレスが大きくなりました。周囲に同じ症状の人はほとんどおらず、「なぜ自分だけが..」と理不尽さを感じていました。

高校2年生のとき、薬学部を志望し合格しました。そのとき初めて、妹が持っていた薬を使ってみました。すると、わずか一週間で症状は大きく改善しました。

薬の力は本当にすごいと実感しました。

しかし社会に出て現場で働く中で、同じ薬を使っているのに改善しない人が多くいることに気付きました。

「なぜだろう??」

この疑問はずっと頭のなかに残りました。

30歳頃、医師の真弓定夫さんの本を読んで、食べ物と体の関係に強い関心を持つようになりました。体に負担をかけるとされている食事を減らす生活を続けたところ、薬を使っていないにもかかわらず、わずかに残っていた症状が自然と消えていったのです。

炎症がなくなると、人前に出ることが怖くなくなりました。

痒みがなくなると、好きな事に集中できるようになりました。

心も頭も、驚くほど軽くなったのです。

僕は、アトピー性皮膚炎を改善して人生が変わった当事者です。

この体験から、薬だけで改善しない方は、日々の食事や生活習慣に大きな負荷がかかっているのではないかと考えるようになり、相談では食と養生を中心に整えていくことを大切にするようになりました。

すると、少しずつ改善する症例が増えていきました。

今江は多くの方と向き合う中で、アトピー性皮膚炎の原因は人それぞれ違うことを実感しています。だからこそ、一人ひとりの生活を丁寧に聞き、原因を探り、その人に合った食と養生を提案することが何より重要だと考えています。

僕自身が経験した、アトピで悩んでいた頃の心の重さと、そこから解放された今の軽さ。そして克服された方々の表情。

僕は確信しています。

アトピー性皮膚炎が改善すれば、人生は変わります。

僕は、アトピー性皮膚炎で悩む方の「生まれてきて良かったと思える未来」を食と養生で支えていきたいと思っています。

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