渡辺コラム

病院の薬はなぜ一生飲まないといけないのか?西洋医学の長所と短所

血圧の薬って、一度飲み始めたら一生やめられないんでしょ?」

医療現場に立っていると、必ずと言っていいほど耳にする言葉です。

実際、一生飲み続けることになるかどうかは、極論を言えば「お医者さん次第」であり「自分次第」でもあります。ただ一つ言えるのは、**「本人の状態(生活習慣や環境)が変わらない限り、薬も変わらない」**ということです。

「数値」を見る西洋医学、「原因」を探る根本療法

高血圧という状態は、あくまで「結果」に過ぎません。

水分を摂りすぎても血圧は上がりますし、血管の柔軟性、詰まり、ストレス、痛み、ホルモンバランス……原因は多岐にわたります。

ネットで調べれば情報は溢れていますが、いざ診察室に行くと「まずは薬で数値を下げましょう」という話が先行しがちです。せいぜい「塩分を控えめに」と言われるくらいではないでしょうか。

これは現代医療が**「異常値を正常値に戻すこと」**を最大の目的としているからです。

「原因が何であれ、まずは数値を安全圏に入れればOK」という考え方。だからこそ、根本が変わらないまま数値だけをコントロールし続けるために「一生飲み続ける」という構図が出来上がります。

医療現場の「余裕」と「役割」

誤解してほしくないのは、現場の医師や薬剤師が怠慢なわけではないということです。

正直に言えば、今の日本の医療現場はとにかく忙しい。一人ひとりのストレスの原因を深掘りし、解決策を共に考える余裕がないのが実情です。

私もかつて保険調剤の現場にいた頃は、目の前の業務を回すだけで手一杯でした。効率を優先するうちに、いつの間にか「原因と向き合う」という大切なプロセスが削ぎ落とされてしまう……。これは個人の問題というより、制度の限界かもしれません。

西洋医学は「最強のレスキュー隊」

一方で、西洋医学を否定するのは間違いです。

西洋医学は**「緊急時」において圧倒的な力**を発揮します。

• 外科手術

• アナフィラキシーショックへの対応

• 重篤な感染症や炎症

• 耐えがたい激痛

私自身、片頭痛が起きた時は迷わず薬を使い、その即効性に何度も救われてきました。「今すぐなんとかしてほしい」という場面で、これほど頼りになる存在はありません。

大切なのは、知恵を「使い分ける」こと

西洋医学も、漢方も、食養生も、すべては人間が積み上げてきた「知恵」です。

大事なのは、どっちが良い悪いではなく、「今、自分に必要なのはどちらか?」を上手に選ぶことです。

数値をコントロールし、リスクを回避したい時は、西洋医学(保険医療)の力を借りる。

根本から体を変え、薬に頼らない体づくりをしたい時は、漢方や栄養、食を見直す。

もちろん、この両方を併用しても構いません。

迷った時は、ご相談ください

私は、西洋医学(薬剤師)、東洋医学(漢方)、そして「食」の源流である「農業」に携わっています。

• 病院で診てもらうべき緊急性の判断

• 漢方や栄養学に基づいた、根本原因の解消アドバイス

多角的な視点から、あなたにとってベストな選択肢を一緒に考えます。

知っていますか?

時に「食」は、どんな薬よりも体に深く効くことがあるんですよ。

「もし周りに『薬を飲み続けるのが不安で』と漏らしている方がいたら、この記事をそっと送ってあげてください。少し心が軽くなるかもしれません」

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