四毒は本当に悪いのか?|渡辺コラム | 自然と漢方サンポウブログ
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四毒は本当に悪いのか?
最近、「四毒抜き」という言葉をよく耳にするようになりました。
四毒とは、小麦・乳製品・植物油・砂糖の4つを指します。
それぞれが“毒”とされる理由を、簡単にまとめると以下の通りです。
・小麦:腸に炎症(いわゆるリーキーガット)を起こす
・乳製品:同じく腸の炎症を引き起こす可能性があり、体を冷やす
・植物油:炎症を助長する
・砂糖:ミネラルやビタミンを消費し、血糖値の乱高下によって精神を不安定にする
大まかにはこのような考え方です。
では、実際のところどれほどの影響があるのでしょうか。
自身の経験や、これまでの相談者さんのケースから考えてみます。
植物油について
植物油は確かに注意が必要です。
特に問題なのは「酸化した油」です。
酸化した油は明らかに炎症を強める傾向があります。
また当店での経験上、油の摂取量が多い方は、漢方や栄養療法の効果が出にくいと感じています。
実際に、植物油を控えることで
・漢方の効きが良くなる
・貧血が改善する
といった例もあります。
油が栄養素の吸収を妨げている可能性は、十分に考えられるでしょう。
砂糖について
砂糖は血糖値を急激に上下させ、空腹感やイライラを引き起こします。
私自身も子どもの頃、空腹時に癇癪を起こしていましたが、
あれは低血糖による影響だったのかもしれません。
一方で、糖を摂取して血糖値が上がると、ホッとする感覚があるのも事実です。
これは人間として自然な反応とも言えます。
理論的には、砂糖の代謝にはミネラルやビタミンが使われます。
さらに過剰摂取は、
・膵臓への負担
・虫歯
・体内の糖化
などにもつながります。
やはり「摂りすぎない」というのが大切ですね。
小麦・乳製品について
この2つについては、正直なところ「個人差が大きい」と感じています。
小麦や乳製品を摂っている人が、特別不健康という印象はありませんし、
当店でも小麦を制限せずにアレルギーが改善しているケースは多くあります。
そもそも、日本人は昔から小麦を食べてきました。
品種改良でグルテン量が増えたとはいえ、嗜好品として適量を楽しむ分には、そこまで神経質になる必要はないのではないでしょうか。
乳製品については「体を冷やす」と言われますが、
これは食品そのものというより、「冷たい状態で摂ること」が影響している可能性が高いと考えています。
まとめ
・酸化した植物油は炎症の原因になりやすいので、特に注意
・砂糖はミネラルやビタミンを消費するため控えめに。ただし適度な楽しみはOK
・乳製品は冷たい状態で摂ると体を冷やすため、冷えやすい方は注意
・小麦は過度に避ける必要は感じない。最終的には個人の体調に合わせて判断を
流行の健康法に振り回されるよりも、
自分の体の反応を見ながら、無理のない選択をしていくことが何より大切だと感じています。






























