渡辺コラム

'なんちゃって'では結果がでない理由

「せっかく挑戦したのに、結果が出ない……」 「あの方法は自分には合わなかった」

何か新しいことを始めた時、そう感じて諦めてしまうことはありませんか? 野菜作りでも体質改善でも、「結果が出ない」共通のパターンがあります。

今日は、「本物」と「なんちゃって」の決定的な違いについてお話しします。

「なんちゃって菌ちゃん」は菌ちゃん野菜作りに非ず

最近、菌ちゃん野菜作りに取り組む方が増えてきたのは嬉しいのですが、「菌ちゃん野菜作りをやってみたけど失敗した」という話も聞きます。

実際にその畑の写真で見せてもらうと、致命的な間違いを見つけることがほとんどです。

  • 平畝(ひらうね)でやっている

  • 溝はあるが、水の出口(排水路)がない

  • 投入する草や竹の量が圧倒的に少なすぎる

これは菌ちゃん野菜作りではありません。 

高畝にするのも、水はけを徹底するのも、草や竹を大量に入れるのも、すべては菌ちゃんを増やしていくためですが、その環境を作れていないのですから。

このときにの失敗は手法の問題ではなく、「教科書通りのことを再現できていない」ことの問題です。

健康改善も「まずは忠実に」

これは、体の不調を整えることでも全く同じことが言えます。

例えば、相談に来られた方に「お薬と、日々の食事・生活習慣の改善(自助努力)」の両輪を提案したとします。しかし、薬は飲むけれど、自助努力は一切しない……というケースが見受けられます。

現代の医学において、すべてを解決してくれる魔法の薬は存在しないので自助努力は必須なのです。

また、良かれと思って初期段階から「我流」を取り入れてしまう方も多いのですが、その我流がその改善法を狂わせてしまうことがあります。

結果が出ない時、それは方法が間違っているのではなく、「改善のための型」を自分で崩してしまっている可能性が高いのです。

「守・破・離」の概念を大切にしよう

物事を習得し、結果を出すためには古来より伝わる「守・破・離(しゅはり)」の考え方が欠かせません。

  1. 守(しゅ): 指導者の教えを徹底的に守り、型を完璧に習得する。

  2. 破(は): 習得した型をベースに、自分に合うアレンジを加え、既存の型を破る。

  3. 離(り): 型から離れ、独自のスタイルを確立し、人に教えられるようになる。

結果が出ない人の多くは、この「守」を飛ばして「破」に行こうする傾向が見えます

さいごに

まずは「守」を徹底すること。 一見遠回りに見えますが、これが最も確実に結果を出すための道です。

土作りも、体作りも、まずは基本を信じて忠実に向き合ってみましょう? その先には、必ず今までとは違う景色が見えてくるはずです。

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