渡辺コラム

健康追求は“大雑把”くらいがちょうどいい

健康のために、

  • 「○○は絶対に食べない!」
  • 「毎日必ず○○を食べる!」

そんなふうに、極端になり過ぎなくても大丈夫です。

なぜなら、そこまで徹底しなくても、健康に長生きしている人はたくさんいるからです。

反対に、食事に強くこだわっていても、若いうちに大病を患う人もいます。

もちろん、基本的な健康習慣は大切です。

睡眠、適度な運動、食べ過ぎないこと、加工食品に偏り過ぎないこと。

そういった“土台”は大事です。

でも、その土台ができているなら、あとは少し大雑把なくらいでいいのです。

むしろ、こだわり過ぎることで、

「なんでそんなもの食べるんだ!」
「それは体に悪い!」

と、人の食べるものまで気になってしまうケースがあります。

すると、食事の時間が楽しい時間ではなく、イライラする時間になってしまう。

少しずつ人間関係もギスギスし、
孤独感や怒りが強くなることもあります。

また、食材を限定し過ぎることで、栄養が偏る場合もあります。

「これは良い」
「これは悪い」

と極端に考え過ぎると、
“木を見て森を見ず”になってしまうのです。

人間の体は、

糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化物質など、

様々な栄養のバランスで成り立っています。

実際、100歳近くまで長生きしている(していた)人たちの多くは、明治・大正・昭和初期生まれです。

当時は冷蔵庫もなく、今ほど食材も豊富ではありません。

旬の野菜や漬物、その時にあるものを、ありがたくいただいていた時代です。

そして何より、
今よりずっと“人と人の距離”が近かった。

家族や友達と「おいしいな」と笑いながら囲む食卓。

そんな温かい時間も、健康にとって大切だったのではないでしょうか。

食材を厳しく評価する食卓より、

多少大雑把でも、
「おいしいね」と言い合える食卓。

その方が、心も体も健康だったりするのかもしれません。

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