何のため?が見つかると、努力はゲームにかわる。|渡辺コラム | 自然と漢方サンポウブログ
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何のため?が見つかると、努力はゲームにかわる。
「なんでこんなことしなきゃならないんだろう……」 「ぶっちゃけしんどいし、もうやめたい」
日々の仕事や生活の中で、ふとそんな風に思ってしまうことってありませんか? 人は「何のために努力しているのか」が分からなくなると、目の前のことが苦痛に思えてしまうものです。
ところが不思議なもので、「目的」が明確になった瞬間、人はむしろ自ら進んで動きたくなります。
例えば、僕自身の話。 高校時代までの僕は、テスト期間中くらいしか机に向かわないタイプでした(笑)。ところが「薬学部に進学する!」という明確な目標ができた瞬間、人が変わったように、暇さえあれば参考書を開くようになったんです。
人は(特に男は、なんて言われますが)、確かな目的さえ見つかれば、一見大変そうな努力すらも好んでできるようになる生き物なんですね。
あらゆる目的の「最終到達地点」とは?
私たちが日常で掲げる「なんのため?」を掘り下げていくと、面白いことに気づきます。
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添加物や農薬を避けるのは、なんのため? ⇒ 健康を保ちたいから。
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人と仲良くするのは、なんのため? ⇒ 楽しくて平和に過ごしたいから。
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仕事をするのは、なんのため? ⇒ 生きていくためのお金を稼ぎたいから。
一見するとバラバラの目標に見えますが、実は行き着くゴール(最終到達地点)はすべて同じです。 健康を保つのも、平和を望むのも、お金を稼ぐのも、突き詰めればすべて「自分や大切な人が、より生きやすく、幸せになるため」ですよね。
「〇〇のため」という本質が明確になると、日々の行動や言動のすべてに意味が生まれます。 これまで「つまらない」「やらされている」と感じていたことの中に自分なりの目的が見出せて、まるでゲームを攻略するかのように楽しくなっていく。
気がつけば、本人は「努力している」という感覚すらないまま、前に進めるようになるのです。
菌ちゃん野菜作りにのめり込んで見失いかけたこと
偉そうなことを言っていますが、実は僕自身、最近この「なんのため?」を見失いかけた時期がありました(笑)。
現在、僕は「薬剤師×漢方×食(菌ちゃん野菜作り)」という掛け算で、みなさんの健康をサポートすることを自分の全力として掲げています。
ところが少し前、菌ちゃん野菜作りにあまりにも没頭しすぎてしまい、頭の中が「どうすれば野菜作りが成功するか・失敗するか」だけで一杯になってしまったんです。視野が狭くなって、恥ずかしながら野菜作り以外の活動に対して「なんだか気が乗らないな……」と感じる瞬間がありました。
そんな時にハッと「そもそも、なんのためにこれをやってるんだっけ?」と思い出したんです。
僕の目的は、単に美味しい野菜を作ることだけじゃない。 「関わってくれるみなさんに、健康になってもらい、その先で幸せに過ごしてもらうため」だった。
この原点に立ち返った瞬間、視界が開けて、漢方の相談も、薬局の仕事も、野菜作りも、すべての活動がまた新鮮な「喜び」に変わりました。目的を思い出すだけで、エネルギーの出方がまるで変わるんです。
【最後に】人は「誰かのため」のほうが、もっと強くなれる
もう一つ、面白い心の仕組みがあります。 人間って、自分のためよりも「誰かのため」のほうが、不思議と底力が出るそうなんです。
自分のためだけの1人ご飯なら「適当に済ませればいいか」と思えても、食べてくれる家族や大切な人がいるなら「美味しいものを作ろう」と思えますよね。
もし今、生きるための仕事や日々のタスクが「ただの苦痛」になってしまっているなら…… ぜひ一度立ち止まって、身近な大切な人の顔を思い浮かべながら、「これって、何のためだっけ?」と自分に問いかけてみてください。
ほんの少し意識の向きを変えるだけで、明日からの景色がガラリと変わるかもしれません。

- 2026/08/10
- 2026/08/08






























