【滋賀へ引っ越し、初めての週40時間勤務】|渡辺コラム | 自然と漢方サンポウブログ
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【滋賀へ引っ越し、初めての週40時間勤務】
妻が妊娠8ヶ月(長男を授かった頃)の時に、僕たちは滋賀県へ引っ越してきました。
途中で色々と葛藤があり、一時は見送ろうかとも考えましたが、最終的には目的であった「N店長のいる会社」への転職を決意します。
……が、ここで最初の想定外が起きます。
聞いていた話とは異なり、配属されたのはN店長のいる店舗ではなく、別の調剤薬局。保険調剤をメインとした、主に湖南市と蒲生での勤務がスタートしました。
恵まれたタイミングと、予期せぬシフト
就職してすぐの頃は、エリア長が週40時間のシフトを組んでくれていました。 1日10時間勤務になることも多かったため、週休3日になる週も。もちもちとした長男が生まれる直前〜直後のタイミングだったこともあり、家族との時間を確保できたのは本当にありがたい環境でした。
しかし、そんな穏やかな週40時間勤務も最初の2〜3ヶ月ほど。徐々に残業が入るようになっていきます。
ただ、当時の僕には「将来、必ず独立開業する」という目標がありました。 通常よりも割が良い残業代は、開業資金を貯める絶好のチャンスに見えたのです。
「人が必要な時は、遠慮なく僕を入れてください!」
エリア長にそう伝えると、会社側としても都合が良かったようで、時にはタイムカードの枠がすべて埋まるほど休みなく働く日々が始まりました。
そんな多忙な日々の中で救いだったのが、当時頻繁に催されていた飲み会です。気の合う仲間たちと深く語り合う時間は、最高のリフレッシュになっていました。
アトピー相談の原点と、初めての好転反応
そして勤務3年目を迎える頃、「いよいよN店長の店舗でフルで働ける」という話が持ち上がります。
……が、またしても想定外の展開に。 直前になって別の店舗の店長に指名されたのです。
「あれ? 話が違うぞ……?」
と内心思いつつも、与えられた役割を引き受けることにしました。
実は、僕が「アトピー相談」を本格的に始めたのはこの時期からです。今年でちょうど18年目になります。
「自分が一番、人の役に立てる領域は何だろう?」 そう自分に問いかけた時、かつて自分自身が深く苦しんだアトピーの経験が真っ先に浮かんだのがきっかけでした。
僕がお伝えしているアトピー改善プログラムは、細部のアップデートを重ねつつも、根本にある考え方は当時から変わりません。
初めて受けてくださった相談者さんは、顔に大きな丸い炎症がある60代の女性でした。 カウンセリングを進める中で、僕は生まれて初めて皮膚の「好転反応」を目の当たりにし、正直めちゃくちゃ焦ってビビったのを覚えています。
最終的にはその方も綺麗に改善し、大変喜んでいただけました。あの時の成功体験と感謝の言葉があったからこそ、僕は今でもこの事業を情熱を持って続けられています。
未熟だった時代を経て、念願の独立へ
それからは「苦あれば楽あり」といった波を感じながら、さらに4年の歳月が流れていきました。
今振り返れば、当時の自分はまだまだ知識も経営感覚も未熟だったと痛感します。ですが、あの泥臭い現場経験と葛藤があったからこそ、今の僕が存在しています。今となっては、すべてが良い思い出です。(ほんまか?と自分にツッコミを入れたくもなりますが笑)
未熟だった自分を様々な場面で抜擢してくれたN店長、そして温かい目で見守り続けてくださったF社長。
お二人の大きな力添えのおかげで、2013年2月に「株式会社志貫堂」を登記。同年5月、水口町泉にて念願の店舗を開業することができました。
職人としての意地と、多くの人に支えられた感謝を胸に、僕の挑戦はここから本格的に動き出していきます。

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