渡辺コラム

ガンが分かったら一生懸命生きる。

日本人の約1/2がガンになり、日本人の約1/3がガン亡くなる時代です。

近年では年間に約35万人の方がガンで亡くなっています

平均寿命が昔よりもだいぶ伸びましたので、ある程度は老化現象として考えなければ仕方ないところもあるでしょうが、以前よりも若い人がガンに罹患することが増えています。

その理由は栄養の偏りやストレス、喫煙や大酒など、様々な影響があるでしょう。

今回はそのようなガンがなぜ増えているのかではなく、若くして突然のガンによる余命宣告を受けたときにどう生きるかについて書きたいと思います。

「僕だったら」という意味で書きますので、「そういう考えもあるんだな」くらいで読んでください。

若くしてガン宣告を受けるといっても、若くというのにも設定が必要だと思います。ここではまだまだ心身共に普通に動く状態である年齢としたいと思います。なので日本の健康寿命を考慮して70歳未満とします。実際、今の時代60代は若いです。平均寿命よりも10以上若いわけですから。

さてそんな時にガンが発覚したとき、まずはショックを受けます。100%放心状態になる自信があります。

少し落ち着いてきて頭が回り始めると、2つのことを考えなければなりません。

一つ目は、どうやって治すか。
もう一つは、今後どういう生き方をするか。

自分の人生に終わりが見えてきたのですから、今後どういう生き方をするのかはとても重要です。

ガンは安静にしてたら治る病気というものではありませんから、体の許す限り、人生にやり残しのないように生きていきたいと思います。

人は、「いつか...」と言いながらやり残していることがたくさんあるものです。そのいつかやろうと思っていたものをこの際やってしまいます。

治療に集中なんてことは絶対にしません。

せっかく残された時間があるのに、その残された時間がただ安静にするなんてもったいない。

ある人が言っていました。
事故や脳梗塞による即死と違って、ガンには時間がある病気です。やり残したことをやる。伝えたいことを伝える。そんなことのできる病気は恵まれた病気だと。

命の危機なのになにをゆうちょなことを、と思うかもしれませんが僕は一理あると思います。

そもそも人はいつ死ぬか分からないものです。
余命が少なかろうと、生きている以上は生きている様に生きたいもののです。治療と並行しながら。

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