渡辺コラム

「薬は絶対ダメ」「自然療法しか信じない」どちらももったいない

「西洋薬は絶対に使いたくない」という人。 「西洋薬以外は一切信じない」という人。

どちらのお話を聞いていても、正直「もったいないな」と感じることがあります。

「西洋薬=悪」と遠ざけてしまう人へ

西洋薬を嫌う方の多くは、「化学物質が体や環境を汚し、かえって病気を招いてしまう」と考えておられます。

確かに、そういった面がゼロとは言えません。

ですが、薬をたった1錠飲んだからといって、いきなり体が壊れてしまうようなことはほぼありません。(稀にアレルギー反応が出るケースはありますが、取り返しのつかないほどの重大な副作用が起きることはごく稀です)

つらい時に臨時で使うぶんには、そこまで過剰に警戒しなくても大丈夫です。

「西洋薬以外は認めない」という人へ

一方で、東洋医学や自然療法を嫌う方の場合は、単に「食わず嫌い」な側面が大きいと感じています。

これまで西洋薬しか体験したことがないため、自分の知っている選択肢を正当化しようとして、他の方法を否定してしまっているケースが多いのかもしれません。

どちらか一方に偏らない、僕のスタンス

僕のスタンスは、【食・睡眠・東洋医学(漢方)を土台にする】 というものです。

体に不調が起きているとき、そこには必ず何かしらの原因や生活上の問題があります。根本から良くしようと思ったら、まずは自分の生活習慣を見直すことが欠かせません。

ご存知の通り、西洋薬の多くは「対症療法」です。 対症療法だけに頼って根本的な問題を放置したままでは、結局また同じ不調を繰り返してしまいます。

でも、無理な「やせ我慢」は違います

だからといって、激しい頭痛をひたすら我慢したり、ひどい感染症を放置したりするのは危険です。命にかかわるような局面では、躊躇なく抗生物質などの西洋薬に頼るべきでしょう。

急場の火消しをしないまま放置して、取り返しのつかない状態になってしまっては元も子もありません。

まとめ:いいとこ取りで体を守る

不調をダラダラと繰り返さないためにも。 そして、激しい症状を無理に放置して悪化させないためにも。

僕がおすすめしたいのは、このバランスです。

  • 土台: 食事・睡眠・漢方(根本から整える)

  • 臨時: 西洋薬(つらい時・緊急時の火消し)

どちらか一方を排除するのではなく、両方の良さを上手にあわせて、自分の体を大切にしていきたいですね。

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