渡辺コラム

ステロイドが効かない人とは?実体験から気づいたアトピーの本当の原因

「病院で処方されたステロイドを塗っているのに、全然よくならない…」

「同じステロイドを使っているあの人は、すぐに綺麗になったのに、なぜ自分は…?」

アトピーに悩む方なら、一度はこうした疑問や焦りを感じたことがあるのではないでしょうか。

実は、ステロイドの効き目には大きな「個人差」があります。 そして、その差が生まれる背景には、アトピーの「原因がどこにあるか」という決定的な違いが隠されています。

この記事では、薬学部進学を機に自身の長年放置していたアトピーと向き合い、現在は薬剤師として多くのアトピー相談に向き合っている筆者が、ステロイドの個人差の正体と、アトピー改善に必要な「全体的なケア」について解説します。

ステロイドの効果に「個人差」があるのはなぜ?(実体験からの疑問)

僕自身、アトピーをずっと放置していましたが、薬学部への進学を機に一念発起してステロイドを使うことにしました。すると、驚くことに1週間も経たないうちに肌がとても綺麗になり、リバウンドもなく落ち着いた日々を過ごせるようになったのです。

しかし、社会に出てから同じ薬を使っているにもかかわらず、いつまでもアトピーに苦しみ続けている方たちを見てきました。

「同じ薬を使っているのに、なぜこんなに違いが出るのだろう?」

この疑問こそが、ステロイドの個人差を解く鍵でした。

ステロイドが「効く人」と「効かない人」の決定的な違い

同じステロイドを使っていても、1週間で良くなる人がいる一方で、ずっと改善しない人がいるのはなぜでしょうか。結論から言うと、ステロイドは個人差が大きい薬だからです。

そして、その差を生み出している最大の要因は「その人のアトピーの原因がどこにあるか」だと考えています。

1. 表面のケア(バリア機能)が有効な人

「皮膚のバリア機能を高めるとアトピーが楽になる」という話を聞いたことがあるかもしれません。 これは、アトピーの原因が「皮膚の外側」にある人のケースです。このタイプの人であれば、皮膚を綺麗に整えるステロイドやスキンケアがてきめんの効果を発揮します。僕自身も、体の外側に大きな原因があったため、ステロイドで一旦皮膚を綺麗にすることで症状が劇的に楽になりました。

2. 皮膚のケアだけでは変わらない人

一方で、アトピーの原因が「体の内側」にある人にとって、皮膚のバリア機能をいくら高めても、あまり根本的な解決につながりません。 ステロイドはあくまで「皮膚の表面」を抑える対症療法であって、体の内部にある原因(食生活、生活習慣、内臓の負担など)を消してくれるわけではないからです。

ステロイドだけで完結しない。「全体的なケア」の重要性

僕自身、ステロイドによって肌を綺麗に保つことができましたが、それでアトピーが「完全に根本から治った」わけではありません。

外側が100%、内側が0%という単純なものではなく、最終的には以下のような見直しを行っていきました。

  • 食べ物の見直し(食生活の改善)

  • 洗剤や日用品の見直し(化学物質の低減)

  • 生活習慣のトータルケア

アトピーを本当に楽にしていくためには、一つの薬や表面的な治療だけに頼るのではなく、「全体的なケア(総合的なアプローチ)」が不可欠なのです。

まとめ:あなたの原因は「外」と「内」、どちらにありますか?

ステロイドが効かないと、「自分の塗り方が悪いのではないか」「この薬は自分には合わないのではないか」と不安になりますよね。

しかし、それはあなたのせいではなく、アトピーの本当の原因が皮膚の「外」ではなく「内」にあるからかもしれません。

スキンケアやステロイドの塗り方を見直してもなかなか改善しないという方は、体の内側からのアプローチや、生活環境全体を見直すトータルケアを考えてみてはいかがでしょうか。

自然と漢方サンポウでは、一人ひとりの原因に合わせたアトピーのご相談を承っております。一人で悩まずに、いつでもお気軽にご相談ください。

  • 健康相談
  • お問い合わせ

無料健康相談

メニューを閉じる