渡辺コラム

アトピーと寒暖差(秋バージョン)

アトピーは寒暖差が刺激となります。

夏、お盆を過ぎると、朝晩が少し涼しくなり始め、9月を過ぎると朝晩と昼との寒暖差がかなり大きくなってきます。この時期にアトピーが悪化することがあるのです。

寒暖差が大きい時の「寒→暑」に変化する時が特に刺激となりますので、体が温まり過ぎないように家の中では空調を上手に効かせたり、外では暑くなったらすぐに上着を脱ぐようにしましょう。
その逆の「暑→寒」ではそれほど影響はありません。急に寒くなって猛烈に痒くなったというのはあまりありません。※冬に悪化する場合もありますが、それは寒さではなく乾燥によるものがほとんどです。

急に暑くなって、汗をかいたときにはもちろん痒くなりますので、その汗は出来るだけ早く洗い流してください。

この寒暖差による症状の悪化は春も起こります。
相談に来られる方々の様子を見ていると春の2月3月の方が調子が悪くなる人が多いように思います。
これは秋は「暑→寒」に向かうのに対して、春は「寒→暑」に向かうからではないかと推測します。

春にせよ秋にせよ、暑い時にうまく対応できるように心掛けていきましょう。空調や服装にお気を付けください。
※冬になると乾燥が強くなるので、少し保湿が必要になってきます。

  • 健康相談
  • お問い合わせ

無料健康相談

メニューを閉じる