渡辺コラム

【アトピー】心の影響-ストレスはアレルゲンだと思おう-

アトピーの相談を受けていて、慢性的に強いストレスを感じている人は治りが悪いなと感じています。

心の問題は心の問題、体の問題は体の問題、そのように考えている人も少なくありませんが、そんなことはありません。密接に関わっています。

楽しくて笑うことも、悲しくて泣いてしまうことも、心と体が関連している分かりやすい例です。

僕の知人は、強烈なストレスを感じると、手足にミミズ腫れのような湿疹ができます。実際に見せてもらったことがありますが、数分のうちに出現します。

人はストレス受けることで、体を錆びさせる活性酸素を発生させることが分かっています。この活性酸素のせいか分かりませんが、人はストレスを感じると湿疹ができるのです。

湿疹を発生させるわけですから、ストレスが強いとアトピーの炎症も助長され、なかなか治まっていきません。当店に通ってくれている人の中には、大きなストレスがなくなった途端に改善に向かうケースが多々あります。このことからストレスの影響は大きいと考えています。
多くのアトピー患者さんは説明せずともストレスの影響を肌で感じている場合が多く、説明すると気持ちのコントロールを重視してくれます。

しかし中にはストレスの影響を否定し、余計にストレスを溜めている様子があります。ストレスの影響を言われると、精神コントロールのできない自分が責められているように感じるようです。
それは周囲の人にも言えることで、心と体の関係を認めない方は、アトピーで悩んでいる方にかなり酷いことを言ってしまっている様子があります。特に親子でそうなってしまっている場合は大変なことです。

繰り返しますが、人は楽しいと笑いますし、悲しいと泣きます。ストレスがかかると数分でミミズ腫れが出来る人がいます。心が体に影響を与える事実を受け止めましょう。決して責めているわけではないのです。アトピーを改善するためには大きなストレスは極力避ける必要があるのです。

その他、ストレスが体に引き起こすことで有名なものを列挙しておきます。
血圧の上昇・脈拍の上昇・めまい・肩こり・腰こり・湿疹・過呼吸・のどや胸のつっかえ感・しゃっくり・げっぷ・不眠など...
このような症状は、強いストレスを抱えているサインです。

環境を変えたり、できるだけ遠くに旅行に行ったり、スマホを見ない様にしたり、好きなことばかりしてみたり、気分をリセットすることに務めてみてください。

あなたのアトピーが改善しますように。道に迷った時はいつでもご相談ください。

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