不妊症と中医学（漢方）｜渡辺コラム | 自然＆漢方サンポウブログ

中医学（漢方）によって子宝に恵まれたという話は日本の至る所で聞く話です。

二人目不妊などでは、その人自身には妊娠能力があると一人目の時に証明されているわけですが、なぜか二人目ができない。それは一人目の出産後の養生が良くなかったことなどで、体調が崩れてしまっているからです。

妊娠、出産というのは、ものすごく栄養とパワーを使うことですから、母体が充実していなければいけません。だからしっかりと養生しなければならないのです。現代社会は、産後すぐに働きに出たり、食生活が乱れていることによって、妊娠する力が弱まっている人が増えてしまっています。

中医学では、ただその方に合った漢方薬をおすすめするだけではなく、日ごろの生活で気を付けるべきことのお話もさせてもらいます。特に、冷え、血の不足、焦りや不安は不妊と大きく関係しますので、しっかりと整えていきましょう。

妊娠はもちろんですが、妊娠を維持することも体が充実していてこそです。流産が多くなっている方も体を整えていきましょう。

妊娠については女性だけに問題があるというわけではありません。男女ともに取り組んでいきましょう。