渡辺コラム

その健康情報、本当に“あなた向け”ですか?

情報というものは、意図的に“分かりやすく”作られています。

例えば、玄米の良さを伝える情報なら、

  • ミネラルが豊富
  • ビタミンが豊富
  • 食物繊維が豊富

など、玄米のメリットが中心に語られます。

逆に、アンチ玄米の情報では、

  • 下痢をする人がいる
  • フィチン酸がミネラル吸収を阻害する
  • 農薬が表面に残りやすい

など、デメリットばかりが語られます。

実は、どちらも間違いではありません。

ただ、情報というものは“片方に寄せた方が伝わりやすい”ため、意図的にそう作られていることが多いのです。

その結果、

「玄米こそ絶対に健康!」

という人もいれば、

「玄米なんて危険!」

という人も出てきます。

しかし実際には、下痢をしている人が無理に玄米を食べ続けることもあれば、便秘気味なのに白米ばかり食べている人もいます。

さらには、玄米派とアンチ玄米派が不毛な言い争いをしてしまうこともあります。

でも本来、大事なのは“勝ち負け”ではなく、

「今の自分に合っているかどうか」

のはずです。

「結局、良いの?悪いの?はっきり言ってほしい」

そう思う方もいるかもしれません。

ですが現実には、食べ物も健康法も、人によって合う・合わないがあります。

さらに、同じ人でも体調や環境、年齢によって変わっていきます。

つまり、“以前は合っていたもの”が、今は合わないこともあるのです。

自分に合っていない方法を続ければ、当然結果は出ません。

それでも、

「これは正しいはずだ!」

と意固地になって続けてしまう。

それでは、自分自身が損をしてしまいます。

だからまず知っておいてほしいのです。

情報とは、キレイに偏って作られているものが多いということを。

特に雑誌やネット情報は、宣伝や立場も入るため、その傾向が強くなります。

だからこそ、情報をただ“信じる”のではなく、

「今の自分や家族に合っているか?」

という視点を持つことが大切です。

これは健康だけの話ではありません。

  • 食材
  • 教育
  • 勉強法
  • スポーツの技術

あらゆるものに言えることです。

物事を片面だけで見るのではなく、良い面も悪い面も知った上で、今の自分に合うものを選んでいく。

その“コーディネート力”が、とても大切なのだと思います。

万人に一律に良いものなんてないのです。

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