些細なことで不安や焦燥感に駆られてしまう人へ|渡辺コラム | 自然と漢方サンポウブログ
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些細なことで不安や焦燥感に駆られてしまう人へ
「周りの人は平気そうなのに、自分だけ些細なことですぐ不安になってしまう…」 「いつも何かに追われているような焦燥感があって、心が休まらない…」
老若男女問わず、こうしたご相談をよくいただきます。 周りから「考えすぎ」と言われても、どうしても怖くなってしまう。実は脳の仕組みが関係しています。
1. 不安の深層心理は「絶対に死にたくない!」
些細なことで不安に駆られてしまう人の深層心理。 それは、「絶対に死にたくない!!」という強い生存本能です。
人間を含め、生き物にとって「生き残ること」は最大の目標です。不安を感じやすい人は、この防衛センサーが人一倍敏感なのです。
たとえるなら、畑の近くに猿や猪に出たという情報が入った時に、僕が「やつらにやられたら大損害だ。なにか対策しないと!」と、超・警戒モードのスイッチが入ってしまうようなものです。
精神的にしんどいですが、被害を回避するためには必要な本能です。
2. 感情の暴走をコントロールしづらい状態
では、なぜそこまで過敏になってしまうのか。 脳の仕組みから見ると、「感情のアクセル」に対して「理性のブレーキ」が少し追いついていない状態と言えます。
「生きたい」という本能(感情)が暴走を始めると、脳内は大パニックになります。 本来なら、理性が「待てよ、冷静に状況判断をしよう。もしトラブルが起きても、こう解決すれば大丈夫だ」とシミュレーションしてブレーキをかけるのですが、パニックが大きすぎるとその解決策が思い浮かびません。
その結果、不安や焦燥感に飲み込まれてしまうのです。
3. 「大したことない」「考えすぎ」が逆効果な理由
周囲の人は良かれと思って、 「そんなの大したことないよ」「考えすぎだよ」 と言ってしまいがちですが、これは逆効果になりがちです。
正直、客観的に見れば本当に大したことないケースも多いのですが、本人にそれを言うのは禁物です。なぜなら、「生き残ること」が最大目標になっている人にとっては、どんなに僅かなリスクであっても、命を脅かす「重要課題」だからです。
これは、甲子園を目指して血の滲むような努力をしている野球少年に向かって、「たかが野球じゃん。甲子園に行けなかったからって、人生どうにかなるわけ?」と言ってしまうようなものです。少年からすれば、「そんな生ぬるい話じゃないんだ!」って怒りたくなりますよね。
本人にとってはとても重要なのです。
4. 本質的な改善はできるのか?
「生まれつきの脳のクセなら、根本解決は無理なの?」と思われるかもしれません。
完全に別人のように「何も怖がらない楽観的な人」になるのは難しいですが、「かなり理性的な視点」を持つ訓練をすることで、克服していくことは十分に可能です。
【本人ができる対策】
客観的に自分を捉える感覚を鍛えることです。 不安に駆られたとき、その渦に飲み込まれるのではなく、「あー、またこのモードが始まったな」「危険センサーが過剰に反応しているな」と、一歩引いて他人事のように眺める感覚を持てると、ふっと心がラクになります。
【周囲ができる対策】
「その人にとっては重大事なんだ」と、その恐怖を理解してあげる(受け止めてあげる)ことです。安心できる環境があって初めて、脳のブレーキが働き始めます。
当店ができること
最後に、当店がこうした不安を抱える方にできることです。
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☆ 話を聞くこと(弱音でも、毒(悪口)でもOKです) まずは頭の中のパニックを言葉にして、外に出しましょう。
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☆ その人の体質・状態に合わせた漢方を選ぶこと 東洋医学では、不安感や焦燥感は「気(エネルギー)」の巡りの乱れや、五臓の「心(しん)」や「肝(かん)」の疲弊からくると考えます。 高ぶった神経を穏やかに鎮め、脳のブレーキが働きやすくなるような漢方をお見立てします。
「根本改善」と大それたことは言いませんが、「ここに来て話して、漢方を飲むようになってから、毎日がすごくラクになった」と多くのお客様にご好評をいただいています。
いつも不安と戦っていて疲れている方、ぜひ一度、力を抜きにお気軽にご相談ください。

- 2026/06/24
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