渡辺コラム

【焦りが成功を遠ざける】

今回は、日々の生活、仕事、スポーツ、あるいは健康改善など、あらゆる場面において「高みを目指して頑張っている方」へ向けたお話です。

実は僕自身への「自戒の念」も込めて書いています。 もし今、「頑張っているのになんだか空回りしている」「焦りばかりが募っている」と感じていたら、ぜひ最後まで読んでみてください。

1. 焦ってしまうのは、あなたが「本気」だから

何かにつけて焦ってしまうとき、「どうして自分はこんなにダメなんだろう」と自分を責めてしまいがちです。

しかし、まずはこれだけはお伝えさせてください。 あなたが焦ってしまうのは、その事柄に「本気」になっているからです。

どうでもいいことなら、私たちはそんなに焦りません。「絶対に目標を達成したい!」「危険を回避したい!」と本気で願っているからこそ、心が揺さぶられるのです。

しかし、皮肉なことに、焦れば焦るほど、本来の目的の達成からは遠ざかってしまいます。 なぜなら、願望ばかりが先行してしまい、「現実」との間に大きなズレが生じてしまうからです。

  • スポーツなら: できもしない大技をやろうとして、逆に相手にポイントを与えてしまう。

  • 仕事なら: 「早く成果を出したい」と皮算用ばかりが増え、結果的に無理をして赤字を出してしまう。

  • 健康(体質改善)なら: すぐに成果が出ないことに焦り、結果が出る前に新しい改善法へと次から次へと乗り換えてしまう。

このように、焦りは人の判断力を鈍らせてしまいます。

2. 【体験談】猪が畑に来たら、大いに焦るけれど……

偉そうなことを言っていますが、僕自身も日常の中で焦ることは本当によくあります。

たとえば、大切にしている畑に猪(イノシシ)の気配を感じたとき。 「これまでの努力を台無しにしたくない!」という想いから、大いに焦ります。

しかし、ここでテンパってしまい、現実的ではない的外れな対策をしてしまうと、時間も労力も、ときにはお金もすべて無駄にしてしまいます。

そんなときこそ、冷静になることが大切です。 「どうすれば猪から畑を守れるか」の情報をしっかりと集め、的確な対策を淡々としていく方が、結局は一番早いし、成功するのです。

焦っても焦らない。冷静になることがとても大切です。

3. 焦りを手放し、冷静さを取り戻すための「3つの方法」

では、心が焦りで支配されそうになったとき、どのようにして冷静さを取り戻せばいいのでしょうか。僕は次の3つのことを自分に言い聞かせるようにしています。

① 「取り返しがつかないほど大きなことか?」を考える

丁寧に育てた野菜を猪に食べられるのは、本当に悔しいし悲しいことです。 でも、「死ぬわけじゃなし、また野菜を育てることはできる」と考えてみます。

すると、目の前で「ものすごく大きく見えていた問題」が、少し小さく見えてきます。視野が広がり、過去の後悔ではなく「未来」へと目を向けることができるようになります。

② 「時間はかかって当たり前」と言い聞かせる

1日や1ヶ月取り組んだところで、誰もが東大に行けるわけではありません。スポーツのスーパープレーヤーになれるわけでもありませんし、体質や体型が目を見張るほど一瞬で変わるわけでもありません。

それは、僕を含めてみんな同じです。 素晴らしい成果を得ている人たちは、ただ運が良いのではなく、ただ「コツコツと続けてきた人」なのです。

③ 「焦ってたらミスる!」と自分に言い聞かせる

焦って行動すると、普段しないようなミスをします。 そして、そのミスを修正するために、結局は余計な時間やお金を使う羽目になってしまいます。「急がば回れ」が正解なのです。

4. 頑張る人ほど「上手に休むこと」を恐れないで

勉強、スポーツ、音楽、仕事、健康……。 常に高い目標を掲げて頑張っている人ほど、いつの間にか視野が狭くなり、行き詰まってしまうことがあります。

こだわりが強い人ほど、「少し休むこと」「手を止めること」が怖くなってしまうかもしれません。しかし、「休まずに一気に解決したい」という想いもまた、現実とのズレを生む原因になります。

勇気を持って、頭をリセットする時間を作りましょう。

上手に休み時間を挟むことで、不思議と焦りが減り、視野が広くなります。その結果、今とるべき「本当に妥当な選択」ができるようになり、かえって成功へと近づくことができるはずです。

今、焦りを感じているあなたへ。 まずは深呼吸をして、少しだけ休む時間を作ってみてくださいね。

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