アトピー性皮膚炎は本当に「皮膚のバリア機能」だけが原因なのか?|渡辺コラム | 自然と漢方サンポウブログ
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アトピー性皮膚炎は本当に「皮膚のバリア機能」だけが原因なのか?
「アトピーは皮膚のバリア機能が弱いから起こる」 「フィラグリンが不足しているからダニやハウスダストに反応してしまう」
アトピー性皮膚炎の改善に悩む中で、このような説明を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。しかし、本当に皮膚の表面だけに原因があるのでしょうか?
今回は、歴史的な背景やアトピー特有の症状から「皮膚の問題説」を見つめ直し、アトピーの本質的な捉え方についてお話しします。
フィラグリン不足とダニだけで説明がつかない理由
フィラグリンとは、皮膚の表皮に存在し、バリア機能を維持するために非常に重要な役割を果たすタンパク質です。アトピーの方にはこのフィラグリンが不足しているケースが多く、外的な刺激を受けやすいという説が広く知られています。
ですが、ここで一つの疑問が浮かびます。
もし「フィラグリン不足」と「ダニやハウスダスト」だけでアトピーが発症するのだとしたら、人類の歴史の中で大昔からアトピー患者が多数存在していなければ辻褄が合いません。しかし現実には、日本でアトピー患者が急増したのはここ60年ほどの出来事です。
この歴史的な事実から見ても、急増するアトピーの原因を皮膚のフィラグリン不足だけで説明するのは無理があるという指摘は、専門家の中にも存在します。
なぜ「皮膚の問題説」に疑問が残るのか
私自身も、アトピー=皮膚のバリア機能の問題という考え方には強い疑問を持っています。
歴史的な辻褄が合わないことに加え、もう一つの大きな理由が「症状の出方」です。 アトピーの症状は、肘の内側や膝の裏など、左右対称に出ることが非常に多くあります。
「左右対称に皮膚が弱い」ということは体質的にあり得たとしても、「ダニやアレルゲンが左右対称に都合よく付着する」なんてことは考えにくいのではないでしょうか。この左右対称に症状が出るという特徴も、皮膚そのものが根本原因ではないことを示す大きな要素だと捉えています。
アトピーは本当は「内科領域」のトラブル
では、アトピーの本質とは何なのでしょうか。
アトピーはアレルギー反応であり、体内での「抗原抗体反応」です。つまり、体内を巡っている抗原(アレルゲン)を外に排除しようとする免疫反応にほかなりません。
食物アレルギーや薬疹をイメージしてみてください。口から入れた食べ物や薬によって、皮膚に湿疹や炎症が出ることがありますよね。このように「体内に取り込んだアレルゲンが皮膚の炎症として表れる」という仕組みを、私たちはすでに知っています。
アトピーは皮膚に症状が出ているため皮膚病に見えますが、その本質は「内科領域」のトラブルと言っても過言ではないのです。
諦める必要も、過剰に偏る必要もない
「遺伝だから諦めるしかない」 「皮膚の問題だからとスキンケアだけに頼り切ってしまう」
間違った前提を信じ込まされてしまうことで、本当の改善ルートから遠ざかってしまうのはとてももったいないことです。
私自身、長年強いアトピーに悩まされてきましたが、根本的な捉え方を変えてアプローチした結果、現在は皮膚炎が全く出ない状態を維持しています。当店でも、身体の内側から真摯に取り組んだ多くの方が改善に向かわれています。
ただし、アトピーは「これをやれば一発で治る」という単純なものではありません。
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小麦をやめれば治る
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バリア機能を高めれば治る
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添加物をゼロにすれば治る
こうした極端な一問一答ではなく、問題は複合的です。皮膚のケアも大切ですし、添加物を控える意識も良いことですが、心が苦しくなるほどストイックにやり過ぎては逆効果になります。大切なのは、理屈に合った全体的なアプローチです。
ご相談・カウンセリングのご案内
「スキンケアを続けてもなかなか良くならない」 「自分のアトピーの原因を内側から見直したい」
そうお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。元アトピー当事者としての経験と理論に基づき、お一人おひとりに合わせた改善への取り組みをお伝えします。
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初回相談時間: 90〜120分
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初回相談料: 3,850円(税込) ※当店での改善法に本格的に挑戦される場合は、相談料はいただきません。 ※ステロイド等を用いた一時的な対処療法は行いません。
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