渡辺コラム

食生活と健康

生活習慣病って聞いたことありますか?

もちろんご存知ですよね(笑)

先天性を除く、高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風などが一般的なものだと思います。

塩分の摂り過ぎや油の摂り過ぎで高血圧や高脂血症になり、糖分の摂り過ぎで糖尿病になり、プリン体の摂り過ぎで痛風になります。

他にも糖質や油の摂り過ぎで脂肪肝になりますし、アルコールの摂り過ぎで肝炎になります。食べ物ではありませんがタバコの吸い過ぎで慢性気管支炎になるのも生活習慣病に当てはまるでしょう。

普段の食生活の積み重ねが体に現れてきたもの。それが生活習慣病です。ずばり名前の通りです。

その生活習慣病になって生活習慣を改めている人って、わりと少ないように思います。薬で症状をマスクして、本質を見て見ないフリをしている人が多いように思います。

薬を飲んでいれば全てが上手くいくのなら良いのですが、実際はそんなことばかりではありません。

食べ過ぎで肥満が進めば、体の膨張によって血管が圧迫されて血管の梗塞につながっていきますし、がんなどの別の病気に横やりされることもあります。

実際に塩の摂り過ぎは胃がんのリスクを高めたり、高脂肪食は大腸がんや乳がんのリスクを高めることは以前から知られているのです。だから薬を飲んでいればそれで大丈夫というわけではないのです。

中には当てはまらない方もいるとは思いますが、早くから生活習慣病になる方は、砂糖や油や塩を大量に使う傾向にある濃い口好みの人が多いです。それは、とても刺激的な味で快感が得られる味です。

味覚は慣れが生じますので、さらに濃くしないと以前と同じような快感が得られなくなってしまい、いつの間にか「こんな味のないもの食べられるか~!」という状態になってしまいます。

この状態を改善しようと思うと、一度薄口にしなければなりません。最初はツラいですが、しばらくすると味覚は徐々に戻ってきます。そしていつか「野菜って何もつけなくてもこんなに美味しかったっけ?」となっていけますよ。

繰り返しますが、薬を飲んでいれば万事良しということはありません。ご自分の将来や身の回りの方のことを考え、食生活を見直していきましょう。その上で「こんな味気のない物食べるくらいだったら死んだ方がマシだ~」と本気で思うのなら止めませんが、、、薄情だなとは思います。

ご自分のために家族や身の回りの人のために食生活を改善しませんか。

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