渡辺コラム

乾燥とアトピーと保湿

2020年、今年の10月は寒いですね。空気も乾燥してきました。
その証拠にウチの飼い猫がフローリングの上を走ると滑ってよく転倒しています(笑)

空気が乾燥してくると起こってしまうのが皮膚のひび割れです。くちびるが割れたり、指先が割れたり、わかりやすいものもありますが、目には見えない微細なひび割れも起こります。

皮膚にそんなひび割れができると、皮膚のバリア機能が落ちます。そこにストーブの温風やお風呂のお湯が触れると、とても痒くなります。

だからひび割れないように保湿します。

ですが、保湿のやり過ぎは注意です。なぜなら保湿のやり過ぎは人の皮脂の分泌力を弱くしてしまうからです。

だから保湿剤を良く使う人ほど、保湿剤の効力が切れるとひどい乾燥状態となり、大変な思いをすることがあるのです。実際に脱保湿をやろうと試みてツライ思いをされている人もいます。脱保湿は悪くない取組みですが、自分の皮脂の分泌量が戻ってくるまでは大変です。

この乾燥の時期には保湿はある程度やっておいた方が楽なのですが、自分の皮脂の分泌力を弱くしてしまわないように、必要最低限にしておきましょう。

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