アトピー改善アドバイス【汗をかこう】｜渡辺コラム | 自然＆漢方サンポウブログ

6月に入りました。
今年は梅雨入りも早く、例年より涼しいように感じますが、それでも汗がじとーっと出る気温になりました。

この汗が出るのがアトピーを改善するためにはとても良いのです。

『汗をかくと痒くなるじゃないか!!良くないじゃないか!!』
と思われるかもしれませんが、なぜ汗をかくと痒いのかを考えてみましょう。

かゆみとは、アレルギー物質があるからこそ起こる反応です。

ということは、汗をかくほどに体内のアレルギー物質が外へ出ていると考えられるわけです。そのアレルギー物質の混じった汗が肌にまとわりつくから痒いのです。

そういったものを排出できるというのは、瞬間的にはかゆくて不快ですが、根本的なことを考えたときには、体内のアレルギー物質が減るわけですからとても良いことなのです。

だから、できるだけ汗をたくさんかく方が良いのです。

それに肌にまとわりついたものを除去すれば、アレルギー反応を起こす相手がなくなり、かゆみは落ち着きますから、汗をかいた後は洗い流せばいいだけなのです。

基本的には食生活改善や、シャンプーやボディソープ変更、栄養素などで改善していく場合が多いのですが、低体温の人や血流の悪い人などでは、発散力が弱く、アトピーの改善が遅い場合があります。

そういった方には、汗をかくことは特におすすめです。

ただ、じゃあ汗をひたすらかいてればアトピーが治るのか？と言ったらそれも違います。

食生活習慣や石けんを見直し、平素からの発散力を高めてやる必要があります。

アトピーでお悩みの方はぜひご相談ください。
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