渡辺コラム

精神状態がアトピーに与える影響は大きい

アトピー性皮膚炎を患っている人が、転職を機にものすごく改善したり、悪化したりすることはよくあることです。

塗料を使う会社に勤める、食品添加物メーカーに勤める、そういった何を扱うかによる影響もありますが、職場環境による精神状態の影響は特に大きいと感じています。

僕が以前勤めていた会社の同僚はアトピーではないものの、上司と言い争いをするたびにみみず腫れのような湿疹が出ていました。

人間は強いストレスを受けると活性酸素を生み出すことが知られていますが、活性酸素が多すぎるとアレルゲンのような存在になるのかもしれません。詳細は不明ですが、とにかく強いストレスはアレルギーを助長するのです。

「昨日よりもこの部分が悪くなってる気がする...」などの一日一日の変化が気になる人や、物事を悪い方に連想してしまう人は、心の状態が悪くなってしまう傾向にありますので、”希望ある未来”を想像する癖とつけましょう。

これは車の運転と同じです。車は近くばかり見ているとハンドル操作が不安定になったり、危険が感知できなくなってしまいます。反対に遠くを見て運転をするとハンドル操作が安定し、視野が広くなっている分危険を察知することができます。

アトピーでも、一日先ではなく、一年後くらい未来の自分を意識することで心のブレが小さくなり、精神が安定するのです。そもそもアトピーとは波が絶対にある病気ですから、その仕方ない波一つ一つに一喜一憂していても損しかありません。未来を意識して生きましょう。

アトピーの改善で行き詰ったときは、ぜひ当店にご相談ください。

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